離れて住んでいる場合のお葬儀どうする?
- 6月11日
- 読了時間: 5分
富士山を拝んだのも束の間、バタバタしているうちに梅雨入り。
おしゃれパーマを当てたつもりが、想像以上のボンバーヘッドになり、髪のアホ毛が気になりまくっている、老眼納棺師のくみさんです。
さて、今日は
離れて住んでいる場合のお葬儀どうする?
という内容です。
奈良の葬儀屋さんなので、奈良を題材に書いていますが、皆様それぞれ自分の土地に当てはめて考えていただいても大丈夫やと思います。
最近増えてきたお問い合わせのひとつに、
「奈良に親御さんが住んでおられるけれど、ご親族様は皆さま遠方にお住まい」
つまり、離れて住んでいる場合のお葬儀どうする?というご相談が増えています。
今回ご依頼いただいたお見送りも、
ご遺族様は、中国地方と関東地方にお住まいでした。
故人様は晩年、奈良県内にお住まいでしたが、ご遺族様は奈良で暮らされたご経験がなかったため、土地勘もなく、きっととてもご不安な中でのお電話だったのではないかと思います。
ただ、事前にお葬儀の相談まではされてはいなかったのですが、火葬場に問い合わせをしたり、リサーチをしたりはしておられたそうです。
ただ、事前相談まではなかなか踏み込めなかったとのことでした。
そして、施設様より訃報連絡があり、
大変お辛い中で、いくつもの葬儀社様にお問い合わせをされたそうです。
そして、その中から、ちいさなちいさなツナグ葬祭を見つけてくださいました。
ツナグにご連絡いただく前に、大手の葬儀社様も含めいくつかの葬儀社様にもご相談はされたそうです。
その上で、
(自分で言うのむずがゆいけど、言わせてください!太字にしちゃうからね!)
⇊
ツナグ葬祭の丁寧な説明や料金のわかりやすさ、そして何よりも金額の透明性を評価していただき、安心してご依頼をいただきました。
無理な勧誘や隠れた費用がないことを大切にしているので、ご家族の不安を少しでも減らせるよう努めています。
私自身も、「○○円~」の「~」で痛い思いをした経験者なので、「~」の説明はきちんとさせていただくように努めております!!*ここまた掘り下げて書きますね!
そのような流れでご依頼いただいてから、ご遺族様と実際にお会いするまでに、ほんとにたくさんお電話でお話をしたり、LINEでメッセージのやり取りをしたり、写真を見せてもらったりしていたので、お会いする頃には、すっかりお友達になっていただいているような感覚になってしまっておりました♪
ご遺族様にも同じように言っていただいてとてもうれしかったです。
ご家族の想いを一つ一つ形にすべく、沢山のお話をさせていただき、お別れの形を決めていきました。
ご家族のあり方は、本当に様々です。
そんな中で私たちにできるのは、ご遺族様が望まれる形を実現するためのお手伝いだけ。
それでも、少しでもご不安がやわらぐように、押しつけにならないよう心がけながら、必要なご提案もさせていただいています。
今回は「おまかせ直葬プラン」をお選びいただきましたが、お花が大好きだった故人様のために、お花だけは入れてあげたい!というご希望をお伺いし、追加可能なご予算の範囲内で、すべて洋花で腰のあたりまで美しくお飾りし、お見送りをさせていただきました。
お色目も特にお好きだったという、ピンク・紫・オレンジのお花でお飾りさせていただきました。

直葬などシンプルなお見送りでも、故人様のお好きなお花を飾るなど工夫することで、温かみのあるお別れが可能です。
お別れの時間は短くとも、心がしっかりと伝わるお見送りだったように感じます。
そしてなんと、遠方からお越しいただいたご遺族様が、私たちにお土産を持ってきてくださいました…!✨
広島といえば、もみじ饅頭しか知らなかった私ですが……
こんなにおいしいお菓子があったとは!!!

桐葉菓(とうようか)って?
広島銘菓「にしき堂」製造
生地はもっちり&しっとりとした食感で、もち米や米粉が使われています。
中には上品な甘さのこしあんがたっぷり。
もみじ饅頭がカステラ生地なのに対し、この桐葉菓はもちもち系の“和のスイーツ”。

生地がもっちりしていて、甘さもくどくなく、しいていうなら、ローソンのどらもっちを上品にしたような感じ。(あくまでもバカ舌くみさんの個人的な意見ですぞ!)
ついつい2個目に手が伸びちゃう、そんなお菓子でした。
おいしゅういただきました🍵

🌿ツナグ葬祭からのひとことまとめ
お別れに際して、家族だからこそ、いろんな感情が湧き上がることもあるかと思います。
でも、お別れのときに想いを伝え、お見送りをすることの大切さを、改めて感じさせていただきました。
いろんな方のお見送りを通して、一貫して感じるのは、せめて体があるうちに想いを伝えることが、今後の人生に大きな影響を与えるということ。
事情によっては、お体ときちんとお別れできないこともあるかもしれません。
でも、どんな形であっても、お見送りのタイミングで、嬉しい想いも、つらかった気持ちも、すべてぶつけてしまうほうが良いのだと、私は思っています。
他にも、遠方にお住いのご家族様からの、奈良でのお別れ式のご相談をいくつかいただいております。
「離れて住んでいる場合のお葬儀どうする?」のキーワードで、また別のケースも、近いうちにブログで紹介できたらなーと思ってます。
同じようなことでお悩みの方のお役に立てたら幸いです
ぼちぼち書いていくので、また気が向いたら見に来てくださいね〜。
では今日はこの辺で…
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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