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自宅からのお見送りについて

  • 5月11日
  • 読了時間: 4分

先日、ジブリの『君たちはどう生きるか』を見ましたが、一度では深く理解できなくって、”ワラワラ”がめっちゃかわいかった♡という記憶しか残らなかった、ツナグ葬祭 老眼納棺師のくみさんです。


うーん。

難しかった。

どんな風にも考えられるのかなぁと思うから、一人ひとりの受け止め方の違いも含めてのテーマ性なのかしら?と思ったり思わなかったり・・・


それぞれが生きてきた背景によって、解釈もかわるやろうし、それでええんかな。と思ったりしています。


ワラワラさん達が天?に上っていく螺旋のDNAのような形がとってもきれいだったなぁ✨




さてさて、


今日は「自宅からのお見送り」について


自宅での祭壇設置例
ご自宅での花祭壇例

うちは、小さな葬儀屋さんで、広告費用などもかけられない零細葬儀屋さんなのですが、ありがたいことに、お葬儀をさせていただいたお家の皆様が、大変喜んでくださって、


自分たちの想いを形にして見送れた
オリジナルの見送りができて心残りがなくなった
家からゆっくり見送れた
悔いの残らないお別れができた

などのお声をアンケートや口コミで書いてくださっています。(感謝です💓)




◆ご縁がご縁をつなぐありがたさ


そして、皆さまがお友達やご近所の方にツナグ葬祭をご紹介くださり、そこからまた新たなご縁をいただくことが増えてきました♪


「○○さんとこで聞いて…」と事前相談に来てくださる方も増え、とてもありがたいなぁと感じています。




◆自宅からのお見送りで一番心配なこと


事前相談でご自宅からのお見送りをご希望される方がとても多いのですが、その中でも私たちが一番心配に思っていることがあるんです。


それは――



『ご自宅から出棺できるかどうか』


です。



◆出棺に関わる3つの確認ポイント


自宅からのお見送りをご希望の場合、事前に以下の点を確認させていただいています:


  • 玄関から霊柩車までの経路

  • お部屋から玄関までの導線

  • 間取りの問題


これらは「広い・狭い」だけでなく、家具の配置や角度などが大きく影響します。


たとえ豪邸でも導線が悪ければ難しいこともあれば、コンパクトなお家でもスムーズに出棺できる場合もあるんです。




◆実際にある、出棺が難しくなるケース


  • 絶対に玄関から見送りたいとなると、玄関ポーチの広さ、靴箱の位置、廊下の角度などの条件が影響します。

  • 掃き出し窓から庭を通って出棺できれば可能性は広がりますが、庭に植木や門柱がある場合は難しくなることも…。

  • マンションやハイツでは、エレベーターの仕様や階段の広さによって困難な場合もあります。




◆事前相談のススメ


家具などは私たちもお手伝いして動かせることもありますが、作り付けの家具や階段構造は難しいこともあります。

だからこそ――ご自宅からのお見送りをご検討されている方は、まずは事前相談を!

いざというときに「できません…」となると、見送り方が大きく変わってしまうからです。




◆想いを叶えるために、今できること


様々な情報が事前にわかっていれば、増える費用と減らせる費用を相殺して、ベストな提案ができるかもしれません。


もしもご自宅からの出棺が難しい場合には、斎場や会館などでのご安置も可能です。


「うちはどうやろ?」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。



◆ちなみに・・・


Instagramにあげたこの画像

おされな玄関やけど
おされな玄関やけど

この玄関の先にまっすぐに廊下があるか、玄関ホールが広ければ自宅葬は可能です。


この玄関のイメージだとすぐに左右に曲がっている廊下がある感じはしない・・・けど、もしもすぐに廊下が曲がっていたりすると、室内の取り回しは難しくなる・・・かも。


では、ご出棺はどうでしょう・・・


階段だけのことを言えば、出棺は可能です。

が、階段の最後がどうなってるんかわからないんやけど、見えている柵が前に開くタイプならまぁ、いけるか・・・

ただ、一番下でグイっと90度横に向いている門がついてたら、お棺を高い位置でキープしてお出ししないといけないので、人数が必要。


でも、スペース的に人数があまり入れない場合は、故人様のお体のサイズによっては厳しい可能性もあるかなと思われるケースです。


こんな感じでお写真からでも多少の判断はつきますが、やはり実際見てみないと確定は難しいのです・・・




◆最後に


今回のテーマには、続編がある…かも?(しらんけど)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




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